チャレンジカフェから巣立った人たち

焼き栗の美味しさと感動を届けたい!

丹波の里本舗
  幸畑 孫さん
青垣IC近くの道の駅「おいでな青垣」に2014年9月、焼き栗のお店がオープンしました。店主は氷上町にお住いの幸畑孫さんです。神戸市出身の幸畑さんは、結婚を機に丹波に移住。そして「丹波栗」との運命の出会いを果たします。

 

道の駅あおがきにオープンした幸畑さんのお店

道の駅あおがきにオープンした幸畑さんのお店

 

 

  • Q.
    焼き栗のお店を始めようと思ったきっかけを教えてください。
    A.
    もともと栗が好きだったんですけど、篠山で焼き栗に出会った時に、初めて食べた丹波栗の大きさにびっくりして、その味に衝撃を受け、感動しました。当時は工場で勤務していましたが、休みの日には、その焼き栗のお店でアルバイトを始めました。2年くらいたったころに一人で任されるようになって、それをきっかけに独立しました。

    栗を焼く準備に取り掛かる幸畑さん
    (栗を焼く準備に取り掛かる幸畑さん)
  • Q.
    自分でお店を始められることに不安はありましたか?
    A.
    不安は一切ありませんでした。オープンが9月で栗のシーズンということもあり、最初っからかなり飛ばしていきました。青垣のこの店を拠点に、神戸の方も2店舗、同時に3店舗で回していました。アルバイトしていた本社の人にも『飛ばしすぎちゃうか』と止められたんですけど、何とか秋のシーズンは乗り越えました。

    栗にしっかり圧力をかけて焼き上げる、機関車型の焼き釜
    (栗にしっかり圧力をかけて焼き上げる、機関車型の焼き釜)
  • Q.
    オープン当初のことを振り返ってどうですか?
    A.
    よかったなとは思います。基本的にプラス思考なので、ダメだった経験も『じゃあ次はこうしよう』と思う感じなので後ろ向きにはならないですね。最初だったので、雇ったアルバイトのマネジメント面でも難しいこともあったり、売り上げに対して経費がかさんでしまった面とかでも反省している分もあります。でもそれに付き合ってくれる家族には本当に感謝しています。家族以外にもチャレンジカフェに相談できたこともよかったです。売上と経費についての見直しができたことはプラスになりました。資金調達の点でもありがたかったです。

    幸畑さんの挑戦を支える奥様との2ショット
    (幸畑さんの挑戦を支える奥様との2ショット)
  • Q.
    起業されると決意したとき、ご家族の反応はいかがでしたか?
    A.
    ずっと(丹波の里本舗の)本社で修業をしていたので、自分自身はこの仕事でどれくらいの利益が上がるかとかの見通しが立っていたんですが、家族はそのことを知らないので「栗だけでやっていけるの?」と不安もあったみたいで。それで、お店の中に実際入ってもらいました。9月~11月の間は本当に忙しいんで、その間に店に入ってもらうことで、分かってもらえました。

    スノーアイスを買い求めるお客様と
  • Q.
    今は栗のシーズンオフ※ですが、どんな工夫をされていますか?
    A.
    スノーアイスという、かき氷でもアイスクリームでもないふんわりした食感のアイスを取り扱ったりしています。これはイベントなどでも好評なのですが、この道の駅に来られるお客様にも合わせて、親しみやすいかき氷なども取り扱いしていこうと考えています。
    ※栗のシーズンは9月から5月末まで

    スノーアイスを作る様子
    (スノーアイスを作る様子)

    スノーアイス
    (スノーアイス)

  • Q.
    焼き栗のお店をしていて、一番うれしいことを教えてください。
    A.
    やっぱり焼きたてのおいしさを食べてもらえることです。その時のお客さんの反応は、旬の時期は誰もが「美味しい」と言ってくれるんです。男の人の中には「栗嫌いやからええわ」という人もいますが、一度食べてもらえると『これは美味しい』と言ってもらえたりするので、それがうれしいです。
     僕が神戸からこっちに来て、初めて丹波栗の焼き栗を食べたときの驚きや感動を、みんなに味わってもらいたいという想いだけですね。

    釜から栗を取り出す様子
    (釜から栗を取り出す様子)
    焼かれた栗は一つ一つ丁寧に検品を行います
    (焼かれた栗は一つ一つ丁寧に検品を行います)
  • Q.
    今後の目標を教えてください。
    A.
    丹波だけで終わらせたくないと思っています。焼き方によっても美味しさは変わってくるんです。今もこのお店以外にもイベントで神戸や大阪などに出ていますが、全国にこういう焼き栗があるよっていうのを知ってもらいたいです。

    大粒の栗が割れ、焼きあがった実がほっくりと顔を出します
    (大粒の栗が割れ、焼きあがった実がほっくりと顔を出します)

    竹かごにのせ、試食を用意するなどの工夫がされています
    (竹かごにのせ、試食を用意するなどの工夫がされています)



    プラス思考で経営や起業においても積極的に様々な方法にチャレンジし続ける幸畑さん。丹波栗の持つ美味しさ、その感動を多くの人に、全国の人たちに伝えたいという目標を持って、今日も挑戦を続けています。

    丹波の里本舗 焼き栗
    道の駅おいでな青垣内
    営業  
    〇秋季:10月-11月 9:00~17:00
    12月-9月 10:00~17:10
    火曜日定休日(祝日の場合は翌日)
    年4回季節に応じてイベントを開催しています。